次期赤外線天文衛星SPICA搭載用冷凍機の開発

杉田 寛之; 小川 博之; 大西 晃; 中川 貴雄; 村上 浩; 松本 敏雄; 村上 正秀; 楢崎 勝弘; 平林 誠之

アイテムタイプ

会議発表論文 / Conference Paper

言語

日本語

キーワード

SPICA, 天文衛星, 赤外線望遠鏡, 冷却系, 放射冷却, 冷凍機, ヘリウム同位元素, 熱設計, 冷却能力, ジュール-トムソン効果, スターリングサイクル

キーワード(英)

SPICA, astronomical satellite, infrared telescope, cooling system, radiant cooling, cryocooler, helium isotope, thermal design, cooling capacity, Joule-Thomson effect, Stirling cycle

その他のタイトル（英）

Development of cryocooler onboard next generation astronomical satellite SPICA

著者

杉田寛之
小川博之
大西晃
中川貴雄
村上浩
松本敏雄
村上正秀
楢崎勝弘
平林誠之

著者（英）

Sugita Hiroyuki
Ogawa Hiroyuki
Onishi Akira
Nakagawa Takao
Murakami Hiroshi
Matsumoto Toshio
Murakami Masahide
Narasaki Katsuhiro
Hirabayashi Masayuki

著者所属

宇宙航空研究開発機構総合技術研究本部
宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部
宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部
宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部
宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部
宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部
筑波大学
住友重機械工業
住友重機械工業

著者所属（英）

Japan Aerospace Exploration Agency Institute of Space Technology and Aeronautics
Japan Aerospace Exploration Agency Institute of Space and Astronautical Science
Japan Aerospace Exploration Agency Institute of Space and Astronautical Science
Japan Aerospace Exploration Agency Institute of Space and Astronautical Science
Japan Aerospace Exploration Agency Institute of Space and Astronautical Science
Japan Aerospace Exploration Agency Institute of Space and Astronautical Science
University of Tsukuba
Sumitomo Heavy Industries Ltd.
Sumitomo Heavy Industries Ltd.

出版者

宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部

出版者（英）

Institute of Space and Astronautical Science, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA/ISAS)

雑誌名

第5回宇宙科学シンポジウム

雑誌名(英)

Proceedings of the 5th Space Science Symposium

ページ

153 - 156

発行年

2005-09

抄録

ASTRO-Fに続く次期赤外線天文衛星SPICAは、直径3.5mの大型主鏡を持つ極低温望遠鏡を用いて中間赤外〜遠赤外領域において世界最高の感度と分解能の天文観測を行うミッションである。現在、2010年代初頭の打上げを目指して、JAXA宇宙科学研究本部・赤外天文グループを中心に検討が進められている。他の赤外線天文ミッションと比べて圧倒的な高感度観測を可能にする極低温冷却技術は、SPICAミッションの成否を握る重要技術のひとつとなっている。SPICAが観測を行う太陽-地球の第2ラグランジュ点では、衛星から見て太陽と地球がほぼ同一方向に常時存在し、時間的・空間的に安定した熱的環境が得られるため、放射冷却を効果的に活用できる利点がある。また、機械式冷凍機の採用により、従来の低温要求ミッションで使用されてきた液体ヘリウムなどの寒剤が原則的には不要となるので、寒剤による観測寿命とミッション部の質量/体積の制約から解放される。これまでに著者らは、旧ISAS赤外天文グループと旧NASDA技術研究本部の共同研究テーマ(現在はJAXA本部間協力テーマ)として、SPICA実現のキー技術となる「ミッション部の熱設計解析」、「機械式冷凍機の開発」および「冷却系排熱システムの設計検討」などに取り組み、SPICAミッションの熱的成立性を検討してきた。本稿では、SPICA搭載用冷凍機の開発状況と今後の課題について報告する。

資料番号

資料番号: AA0049122036

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Language

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