50kg級ガンマ線バースト観測衛星の概念設計

占部 智之; 岡田 英人; 宮下 直己; 立川 智章; 山口 伸斉; 柏 宗孝; 尾曲 邦之; 森田 幾太郎; 宇井 恭一; 澤田 弘崇

アイテムタイプ

会議発表論文 / Conference Paper

言語

日本語

キーワード

HETE-2, HXS, SXS, マイクロ衛星, 宇宙の大規模構造, ガンマ線バースト, ピギーバックシステム, GSN, インターネット, システムエンジニアリング

キーワード(英)

HETE-2, HXS, SXS, microsatellite, large-scale structure of the universe, gamma ray burst, piggyback system, GSN, Internet, systems engineering

その他のタイトル（英）

Conceptual design of a satellite of about 50 kg for the observation of gamma ray bursts

著者

占部智之
岡田英人
宮下直己
立川智章
山口伸斉
柏宗孝
尾曲邦之
森田幾太郎
宇井恭一
澤田弘崇

著者（英）

Urabe Tomoyuki
Okada Hideto
Miyashita Naoki
Tatsukawa Tomoaki
Yamaguchi Nobumasa
Kashiwa Munetaka
Omagari Kuniyuki
Morita Ikutaro
Ui Kyoichi
Sawada Hirotaka

著者所属

東京工業大学工学部
東京工業大学工学部
東京工業大学大学院理工学研究科
東京工業大学工学部
東京工業大学工学部
東京工業大学工学部
東京工業大学工学部
東京工業大学工学部
東京工業大学大学院理工学研究科
東京工業大学工学部

著者所属（英）

Tokyo Institute of Technology Faculty of Engineering
Tokyo Institute of Technology Faculty of Engineering
Tokyo Institute of Technology Graduate School of Science and Engineering
Tokyo Institute of Technology Faculty of Engineering
Tokyo Institute of Technology Faculty of Engineering
Tokyo Institute of Technology Faculty of Engineering
Tokyo Institute of Technology Faculty of Engineering
Tokyo Institute of Technology Faculty of Engineering
Tokyo Institute of Technology Graduate School of Science and Engineering
Tokyo Institute of Technology Faculty of Engineering

出版者

宇宙科学研究所

出版者（英）

The Institute of Space and Astronautical Science (ISAS)

雑誌名

第3回宇宙科学シンポジウム

雑誌名(英)

Proceedings of the 3rd Space Science Symposium

ページ

515 - 518

発行年

2003-04

抄録

'ガンマ線バースト'は、宇宙のかなたから数秒間から数十秒間にわたり、大量のガンマ線が降り注ぎ激しく時間変動する、宇宙最大規模の爆発現象と考えられている。しかし地上での観測が難しいこと、いつ・どこで起こるか予測できないこと、現象継続時間が短いことから、この現象は未だ解明されておらず宇宙物理に残された最大の謎の1つである。そのため、人工衛星を用いたバースト発生検知、バースト位置決定および地上への早急な通達を行うシステムが常時必要とされている。われわれ東京工業大学工学部・理学部の研究グループは、H-2Aのピギーバック衛星という制約のもと、このガンマ線バースト観測ミッションを遂行し得る衛星設計を行った。高精度位置決定・姿勢決定、地上との常時通信などが厳しく要求される。しかし本衛星では、姿勢決定機器に重量・体積を割き、データ処理系は冗長系を組んだ民生品を使用して高速化をはかるなど、姿勢決定に重点をおいた。その一方で姿勢制御系は、スピン軸制卸用磁気トルカを用いたスピン安定方式を実現することで簡素化した。また、バースト発生源の位置情報を地上に迅速に伝える方法として、世界中のガンマ線バースト研究機関に簡易地上局を設置することを想定して検討を行った。観測機器に関しては、東工大基礎物理の河合研究室で検討がなされ、口頭講演「50kg級ガンマ線バースト観測衛星の概念設計(山本佳久など)」にて紹介されている。本論文では松永研究室で検討を行った衛星バスについて述べる。

資料番号

資料番号: AA0045441112

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