国際共同90日間ベッドレスト研究の目的と概要

渡辺 友紀子; 水野 康; 川島 紫乃; 大島 博

アイテムタイプ

テクニカルレポート / Technical Report

言語

日本語

キーワード

ベッドレスト, 実験デザイン, 臨床医学, 身体計測, 無重力シミュレーション, 身体運動, 心理学的効果, 組織, 身体検査, 体重指数, 抵抗トレーニング, パミドロネート, 筋萎縮, フライホイール運動

キーワード(英)

bed rest, experiment design, clinical medicine, anthropometry, weightlessness simulation, physical exercise, psychological effect, organization, medical examination, body mass index, resistance training, pamidronate, amyotrophy, fly-wheel exercise

その他のタイトル（英）

Purpose and summary of 90 days international bed rest study

著者

渡辺友紀子
水野康
川島紫乃
大島博

著者（英）

Watanabe Yukiko
Mizuno Ko
Kawashima Shino
Oshima Hiroshi

著者所属

エイ・イー・エス
宇宙航空研究開発機構宇宙基幹システム本部
宇宙航空研究開発機構宇宙基幹システム本部
宇宙航空研究開発機構宇宙基幹システム本部

著者所属（英）

Advanced Engineering Services Co. Ltd.
Japan Aerospace Exploration Agency Office of Space Flight and Operations
Japan Aerospace Exploration Agency Office of Space Flight and Operations
Japan Aerospace Exploration Agency Office of Space Flight and Operations

出版者

宇宙航空研究開発機構

出版者（英）

Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA)

雑誌名

宇宙航空研究開発機構特別資料: 国際共同ベッドレスト実験成果報告書

雑誌名(英)

JAXA Special Publication: Scientific Report of International Bed Rest Study

巻

JAXA-SP-06-007

ページ

1 - 11

発行年

2006-10-31

抄録

国際宇宙ステーションにおける長期宇宙滞在日数は、現段階で最短130日、最長195日にも及んでいるが、その際に想定される医学的問題の機序や対策法について、ほぼ同等な実験期間を設けて検討した地上模擬実験はほとんど行われていない。特に骨・筋萎縮は短期の地上実験や宇宙滞在の結果から長期曝露時の結果を推測することが困難である。これらの予防策として国際宇宙ステーションで行われている身体運動には相当な時間が費やされているのが現状である。そこで宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、欧州宇宙機関(ESA)、および仏国立宇宙センター(CNES)と共同で、90日間の地上ベッドレスト実験を実施し、模擬微小重力下における生体変化と、骨・筋萎縮に対する対策法(予防的薬剤投与、抵抗トレーニング)の検証を行った。実験は、欧州の研究機関とJAXAによって種々の研究が実施されたが、JAXAは以下のテーマについて医学データを取得して解析を行った。JAXA提案テーマ、(1)骨量減少に対する予防的薬剤投与、抵抗トレーニングの有用性の検証、(2)尿路結石形成リスクの上昇に対する予防的薬剤投与、抵抗トレーニングの有用性の検証、(3)筋量・筋力の変化と抵抗トレーニングの有用性の検討、(4)長期臥床における腰痛の実態、(5)睡眠・覚醒リズムと直腸温リズムの変化および抵抗トレーニングの影響、(6)身体組成モニタリング法としての生体インピーダンス法の有用性の検証。

ISSN

1349-113X

書誌レコードID

AA11984031

資料番号

資料番号: AA0049802001

レポート番号

レポート番号: JAXA-SP-06-007

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