気球搭載硬X線撮像観測実験SUMIT:姿勢制御系の性能評価

上野 大輔; 古澤 彰浩; 幅 良統; 深谷 美博; 小賀坂 康志; 國枝 秀世; 田村 啓輔; 中村 智一; 内藤 聖貴; 宮澤 拓也

アイテムタイプ

会議発表論文 / Conference Paper

言語

日本語

キーワード

X線望遠鏡, X線天文学, 気球搭載機器, 気球観測, 高高度気球, 姿勢制御, ゴンドラ, 性能試験, 評価, 姿勢安定性, エレベーションドライブ

キーワード(英)

X ray telescope, X ray astronomy, balloon-borne instrument, balloon sounding, high altitude balloon, attitude control, gondola, performance test, evaluation, attitude stability, elevation drive

その他のタイトル（英）

SUMIT, balloon-borne hard X-ray imaging observations: Performance evaluation of the attitude control system

著者

上野大輔
古澤彰浩
幅良統
深谷美博
小賀坂康志
國枝秀世
田村啓輔
中村智一
内藤聖貴
宮澤拓也

著者（英）

Ueno Daisuke
Furuzawa Akihiro
Haba Yoshihito
Fukaya Yoshihiro
Ogasaka Yasushi
Kunieda Hideyo
Tamura Keisuke
Nakamura Tomokazu
Naito Masataka
Miyazawa Takuya

著者所属

名古屋大学
名古屋大学
名古屋大学
名古屋大学
名古屋大学
名古屋大学
名古屋大学
名古屋大学
名古屋大学
名古屋大学

著者所属（英）

Nagoya University
Nagoya University
Nagoya University
Nagoya University
Nagoya University
Nagoya University
Nagoya University
Nagoya University
Nagoya University
Nagoya University

出版者

宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部

出版者（英）

Institute of Space and Astronautical Science, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA/ISAS)

雑誌名

第7回宇宙科学シンポジウム

雑誌名(英)

Proceedings of the 7th Space Science Symposium

ページ

1099 - 1103

発行年

2006-12-21

抄録

2006年秋、我々は20-60keVの硬X線領域での撮像観測を目指した気球実験を行った。ゴンドラ構造体は約100kgの観測機器を両端に搭載する全長8mの光学ベンチとそれを支える高さ2m、幅2.5m、長さ4.6mのゴンドラベースから成っており、総重量は約1.2tonである。ゴンドラの制御方式は経緯台方式を採用し、リアクションホイールとよじれ戻しモータによりゴンドラ全体を回転させることで方位角方向を制御し、ボールネジでゴンドラベースに対し光学ベンチを昇降させることで仰角を制御している。ゴンドラの姿勢は主にジャイロ、スターカメラにより検出し、自律的に目標天体への指向制御を行うシステムを構築している。搭載した望遠鏡の視野と結像性能から姿勢安定性は1分角以下、姿勢決定精度は0.1分角以下を目標としている。フライト実験でのゴンドラの姿勢安定性は方位角方向全幅約6分角、仰角全幅1分角程度であり、地上で行った姿勢制御試験結果と同程度の安定性が得られた。今回の発表では、ゴンドラ、姿勢制御系の概要とフライトデータを用いた性能評価について報告する。

資料番号

資料番号: AA0063354037

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