@misc{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00010396, author = {成瀬, 雅人 and 関本, 裕太郎 and 野口, 卓 and 鵜澤, 佳徳 and 宮地, 晃平 and 新田, 冬夢 and Naruse, Masato and Sekimoto, Yutaro and Noguchi, Takash and Uzawa, Yoshinori and Miyachi, Akihira and Nitta, Tomu}, month = {}, note = {第11回宇宙科学シンポジウム (2011年1月5日-7日. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所相模原キャンパス), 相模原市, 神奈川県, 11th Space Science Symposium (January 5-7, 2011. Institute of Space and Astronautical Science, Japan Aerospace Exploration Agency), Sagamihara, Kanagawa Japan, 国立天文台・先端技術センターでは1000素子規模のミリ波・サブミリ波帯直後検出器を開発している。これらの研究はKEK,理研、岡山大学と協力して、宇宙背景放射偏光精密測定計画(LiteBIRD)への搭載を目指して行われている。ミリ波・サブミリ波帯での高感度検出器としては超伝導転移端センサー(TES),超伝導接合検出器(SIS),超伝導薄膜の表面インピーダンスの変化を読み取る共振回路検出器(KIDs)などがある。これらの中で、多素子化の際に鍵を握る多重読み出しが容易で、単純な構造をもち高い歩留まりを期待できるKIDsの開発を進めている。, これまでNbN膜を用いたKIDsの研究を行い、複素数へと拡張した超伝導ギャップエネルギー(Noguchi,et.al,2009)をMatthis-Bardeen理論へ適用することで、共振のQの温度変化をうまく説明できることを示した。さらに、共振器のQを大きくするためにはギャップの虚数部を小さくしなければならないことがわかった。また、ギャップの虚数部の大きさは準粒子寿命と深い関係があることが示唆されており、虚数部の大きさを見積もることで超伝導体の膜質を定量的に評価できると考えている。, これらの手法を用いて、ミリ波の信号に対して感度をもつAI膜を使ったKIDsの開発を行っており、0.1Kで共振のQが500000を超えるような値を得ている。さらに光学系も含めた電波カメラ開発の現状及び、様々な膜質をもったAI KIDsの特性評価の結果を報告する。, 形態: カラー図版あり, 形態: CD-ROM1枚, Physical characteristics: Original contains color illustrations, Note: One CD-ROM, 資料番号: AA0065426207}, title = {超伝導共振器を用いたミリ波サブミリ波カメラの開発}, year = {2011} }