@inproceedings{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00010605, author = {諸隈, 智貴 and WISHワーキンググループ and Morokuma, Tomoki}, book = {宇宙科学シンポジウム: 講演集録, Proceedings of the Space Science Symposium}, month = {Jan}, note = {第10回宇宙科学シンポジウム (2010年1月7日-8日. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部), 10th Space Science Symposium (January 7-8, 2010. Institute of Space and Astronautical Science, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA)), Sagamihara, Kanagawa Japan, 超広視野初期宇宙探査ミッション(WISH衛星)計画の主目的は、スペースからの近赤外線波長での広域かつ深い撮像観測サーベイを行うことによる、初期宇宙における銀河形成の解明である。この目的を達するためには、複数のフィルターを搭載し、それらを自由に交換する機構を保持することが要求される。フィルター交換のために、全視野(ドーナツ状)を1枚のフィルターで覆い、それらをターレットの回転で交換する方法、スライド式の機構を積み重ねる方法などを検討してきたが、スペースでの観測ということを考えた場合、フィルター交換機構が動作中に事故停止し、光路がふさがれてしまうと、それがそのままミッション全体の終了を意味してしまうため、リスクが大きい。また、焦点面付近で視野全体を一度に覆うためには、直径400mmもの大きさのフィルターが必要になるが、そのようなフィルター製作そのものが可能かどうか、今後の検討が必要である。そこで我々は、フリップ式フィルター交換機構の導入を検討している。これは、検出器1枚ないし2枚に対して、それぞれ小さなフィルターを割り当て、それらを交換する機能を持ち合わせた機構である。個別の検出器に対して交換機構を用意するため、それぞれの機構は十分にコンパクトなサイズにおさまり、かつ打ち上げ衝撃・振動および冷却運用に対応する必要がある。これまでの検討で、視野の広さを損なわない程度のコンパクトな交換機構、および検出器配置が成立可能であることが確認できた。本講演では、WISHで採用する可能性のあるフィルター交換機構の検討状況をまとめ、それらの長短を議論するとともに、試作試験を含めた今後の検討課題について発表する。, 形態: カラー図版あり, 形態: CD-ROM1枚, Physical characteristics: Original contains color illustrations, Note: One CD-ROM, 資料番号: AA0064742114}, publisher = {宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部, Institute of Space and Astronautical Science, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA)}, title = {WISH超広視野初期宇宙探査衛星計画: フィルター交換機構および焦点面配置}, volume = {10}, year = {2010} }