@inproceedings{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00010744, author = {富田, 新之介 and 石坂, 圭吾 and 岡田, 敏美 and 高橋, 幸弘 and 三宅, 壮聡 and 八木谷, 聡 and 尾崎, 光紀 and Tomita, Shinnosuke and Ishisaka, Keigo and Okada, Toshimi and Takahashi, Yukihiro and Miyake, Taketoshi and Yagitani, Satoshi and Ozaki, Mitsunori}, book = {宇宙科学シンポジウム: 講演集録, Proceedings of the Space Science Symposium}, month = {Jan}, note = {第10回宇宙科学シンポジウム (2010年1月7日-8日. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部), 10th Space Science Symposium (January 7-8, 2010. Institute of Space and Astronautical Science, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA)), Sagamihara, Kanagawa Japan, これまで、火星の大気中や電離圏での電波伝搬特性についての研究は行われてきたが、着陸機による電磁波観測は行われていないため、火星地表面における電磁波環境は未知となっている。火星の大気現象で最も特徴的なもののひとつがダストストームである。これらの現象は、マリナー9号以降の探査衛星観測により明らかにされてきており、ダスト粒子の摩擦によって放電を引き起こしている可能性が高い。もし放電によって放射された電波を観測できれば、ダストストームの発達過程や発生頻度等の解明につながると考えられる。これらの現象の解明には、火星地表面での電磁波観測が必要であり、そのためには着陸探査機に受信機を搭載する必要がある。, 本研究では、着陸探査機に搭載するループアンテナ方式の受信機を検討する。電波の到来方向を調べるために、直径1mのバルーン状の材質に3本の線を描くようにループアンテナを配置し、3軸による受信を行う。これにより、電磁波の3方向成分を計測し、ダストストームの発生位置の推定を行う。搭載機器は重量が制限されるため、UVを当てると硬化する材質でアンテナを作ることで、搭載時の小型・軽量化、展開時の強度の向上が期待できる。ダストストームによる放電では、広帯域の電磁波が放射されると予想されるが、ループアンテナ方式の受信機の広帯域化は困難であり、新たに広帯域受信機の開発が必要となる.特に、広帯域プリアンプについてはこれまであまり開発されておらず、早急に開発しなければならない。, 本報告では、火星地表面で観測が期待される電磁波を観測することができる3軸ループアンテナ及び広帯域プリアンプについて述べる。, 形態: カラー図版あり, 形態: CD-ROM1枚, Physical characteristics: Original contains color illustrations, Note: One CD-ROM, 資料番号: AA0064742253}, publisher = {宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部, Institute of Space and Astronautical Science, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA)}, title = {次期火星着陸探査機搭載用電波受信機の開発}, volume = {10}, year = {2010} }