@inproceedings{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00010910, author = {木村, 公 and 常深, 博 and 内田, 裕之 and 勝田, 哲 and Kimura, Masashi and Tsunemi, Hiroshi and Uchida, Hiroyuki and Katsuda, Satoru}, book = {宇宙科学シンポジウム講演集録, Proceedings of the Space Science Symposium}, month = {}, note = {第9回宇宙科学シンポジウム(2009年1月6日-7日, 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部), 我々はX線天文衛星すざくで観測された、Cygnus Loopの北東端から南西端までをカバーした合計10点のデータを解析した。領域を45の四角に分け、それぞれからスペクトルを抽出し、フィットを行った。まず最初に一成分の電離非平衡モデルを使用しフィットしたところ、中心部のフィットが北東端と南西端に比べて著しく悪くなった。そこで、一成分が星間物質からの放射、もう一つの成分が爆発噴射物からの放射を再現すると仮定し、二成分の電離非平衡モデルを用いフィットした。その結果中止部でのフィットが改善した。又、それぞれの成分のフラックスを見ると、低温成分にShell Brighteningが見えたため、低温成分を星間物質からの放射とした。このフィット結果から、爆発噴射物のO, Ne, Mg, Si, S, Feの分布図を作成した結果、これらの重元素は超新星残骸の中心に対して非対称に分布しており、O, Ne, Mgは北東端に多く、Si, S, Feは南西端に多いことが判った。Si, S, Feが多い領域では、星間物質成分の強度が弱くなっていたため、星間物質のシェルが視線方向に破れていると解釈した。また、爆発噴出物の元素組成比をモデルと比較し、Cygnus Loopの質量を12太陽質量と推定した。, 形態: カラー図版あり, 資料番号: AA0064293146}, publisher = {宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部, Institute of Space and Astronautical Science, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA)}, title = {すざくを用いたCygnus Loop北東端から南西端の観測}, volume = {9}, year = {2009} }