@inproceedings{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00011229, author = {大西, 克彦 and 田村, 啓輔 and 中村, 智一 and 加納, 康史 and 小賀坂, 康志 and 古澤, 彰浩 and 中山, 力 and 國枝, 秀世 and Onishi, Katsuhiko and Tamura, Keisuke and Nakamura, Tomokazu and Kano, Yasushi and Ogasaka, Yasushi and Furuzawa, Akihiro and Nakayama, Chikara and Kunieda, Hideyo}, book = {第6回宇宙科学シンポジウム, Proceedings of the 6th Space Science Symposium}, month = {Jan}, note = {我々名古屋大学と大阪大学のX線天文学グループでは、多層膜スーパーミラーを用いた硬X線望遠鏡による、硬X線領域での撮像観測を行うことを目的とした気球実験計画を推進している。望遠鏡はアルミの薄板を用いた多重薄板型の斜入射光学系で、直径は40cm、焦点距離は8mで、30keVで約100平方センチメートルの有効面積をもつ。2台の望遠鏡の搭載が予定されており、それぞれ特徴の異なった2台の検出器が搭載される。1台はNaI(TI)固体シンチレーターに位置検出型の光電子増倍管を組み合わせた検出器で、高い検出効率と時間応答性を持ち、位置分解能に優れるもう一方の検出器であるSD-CCD(Scintillator Deposited-Charge Coupled Device)と相補的な役割を持つ。我々はこの検出器を大型放射光施設SPring-8に持ち込んで、その性能評価を行った。その結果、60keVで16%のエネルギー分解能と、2.6mmの位置分解能を持つことがわかった。我々は、ブラジルで行う予定の本フライトに向け、三陸の大気球観測所において、検出器と姿勢検出用のセンサーをのせたゴンドラを用いた試験飛行を行った。この実験における主な目的は、実際の観測高度における検出器のバックグラウンドの観測と、観測高度での熱環境試験および各センサーの観測高度での動作試験である。2005年5月25日に気球は無事に打ち上げられ、水平飛行で約2時間の飛翔データが得られ、気球高度での正常動作の確認とバックグラウンドデータが得られた。, 資料番号: AA0063353038}, pages = {381--384}, publisher = {宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部, Institute of Space and Astronautical Science, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA/ISAS)}, title = {硬X線撮像観測気球実験NUSMIT搭載位置検出型シンチレーション検出器の開発}, year = {2006} }