@inproceedings{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00011233, author = {塩川, 和夫 and 関, 華奈子 and 三好, 由純 and 小野, 高幸 and 平原, 聖文 and 高島, 健 and 浅村, 和史 and 笠羽, 康正 and 松岡, 彩子 and 齋藤, 宏文 and Shiokawa, Kazuo and Seki, Kanako and Miyoshi, Yoshizumi and Ono, Takayuki and Hirahara, Masafumi and Takashima, Takeshi and Asamura, Kazushi and Kasaba, Yasumasa and Matsuoka, Ayako and Saito, Hirobumi}, book = {第6回宇宙科学シンポジウム, Proceedings of the 6th Space Science Symposium}, month = {Jan}, note = {ERG(Energization and Radiation in Geospace)を提案している。「ジオスペース」とは、地球を表す「ジオ(geo-)」と宇宙空間を表す「スペース(space)」を組み合わせた語で、地球と強く影響を及ぼし合う宇宙空間である。このジオスペースは、宇宙に普遍的に見られる多様なプラズマ現象を、地上から多点でグローバルに観測したり、人工衛星から直接観測することが可能な「実験室」として重要な領域である。電子が相対論的エネルギーに達するまで加速される現象はその代表的なものであるが、この現象は50年代末の「放射線帯」の発見以来、未だ解明に至っていない。さらに日本のAKEBONO衛星など90年代の衛星観測は、この領域が予想外に激しい変動を示していることを明らかにし、粒子加速を含めたこれまでの考え方に再考を迫っている。また、ジオスペースは近年、「人類の新しい活動域」としての性格も強めつつある。この領域で生成される高エネルギー粒子は、宇宙機に搭載されている電子機器の動作異常や劣化、帯電・放電を引き起こし、宇宙機の機能や寿命に深刻な影響を及ぼすのみならず、人類の宇宙での長期滞在にとって大きな障害となっている。気象衛星・測地衛星・通信衛星などジオスペースを飛翔する宇宙インフラは私たちの生活に既に必須となっており、21世紀の人類にとってこの領域を深く理解することは喫緊の要請である。小型衛星ERGは、広いエネルギー範囲(eV-MeV)の粒子分布関数、磁場、電場、波動を、L=6.6Re以下の内部磁気圏赤道面において同時に観測することにより、ジオスペースを構成している放射線帯、リングカレント、プラズマシート、プラズマ圏の各領域において、粒子加速やプラズマダイナミクスの本質に迫ることができる。衛星計画ERGの詳細は、同衛星の提案書http://www2.nict.go.jp/dk/c231/im/ERG(アンダーバー)proposal(アンダーバー)final(アンダーバー)l.pdf(ただし、(アンダーバー)部分を記号のアンダーバーに変更して下さい。)にあるので、そちらを参照して頂きたい。本講演では、この提案書にあるERGの仕様に対して、その軌道、姿勢、機器配置、消費電力、データ通信量、地上運用に関して、三菱重工業・名古屋誘導推進システム製作所の小型衛星をモデルとして検討を行った結果を報告する。検討と同時に、衛星のイメージ図も得られている。, 資料番号: AA0063353042}, pages = {398--401}, publisher = {宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部, Institute of Space and Astronautical Science, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA/ISAS)}, title = {ジオスペースを探査する小型衛星ERG(Energization and Radiation in Geospace)の検討状況}, year = {2006} }