@inproceedings{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00011344, author = {森, 治 and 多羅尾, 康太 and 川勝, 康弘 and 津田, 雄一 and 川口, 淳一郎 and Mori, Osamu and Tarao, Kota and Kawakatsu, Yasuhiro and Tsuda, Yuichi and Kawaguchi, Junichiro}, book = {第5回宇宙科学シンポジウム, Proceedings of the 5th Space Science Symposium}, month = {Sep}, note = {太陽系の彗星・小惑星などの小天体は軌道が確定しているものだけでも30数万個存在している。太陽系の起源や進化を知るためには、代表的な小天体にランデブして、重点的に調査することが必要である。一方で、まだ探査機による小天体観測例がほとんどない現状では、フライバイして小天体を撮像するだけでも非常に意義がある。特に、地上から観測機会が少ない小天体の観測ができれば、小天体の科学研究にとって大きな魅力である。そこで、著者らは、わずか10kgの超小型探査機「インターセプタ」を用いたフライバイミッションを提案する。インターセプタは小型・軽量ゆえに、ピギーバックミッションになるだけでなく、さまざまなミッション形態が可能となる。複数のインターセプタを運搬専用機に搭載し、地球スイングバイ直前にそれぞれを別方向に切り離し、各目標小天体軌道に投入すれば、1度に多数のフライバイを実現できる。また、探査機に小天体付近まで運搬してもらうことも可能である。このように、インターセプタは多数の観測を行うことで、従来とは質の異なったサイエンスを目指している。インターセプタは、小天体を撮像する以外にも2つの観測を行うことができる。カメラに取り付けた可視多色フィルタによる測光観測により、小天体のスペクトル型を同定する。一方で、最接近前後のインターセプタの軌道変化の計測により、小天体の密度を推定する。これらによって、小天体の地形・地質を明らかにできる。本論文ではこれを実現するためのシステムを示す。また、目標軌道にそって小天体をフライバイするには、軌道推定(航法)だけでなく積極的な軌道制御(誘導)も組み合わせる必要がある。一般にスケーリング効果によって、光学情報のみでは、弾道飛行においてターゲットとの相対軌道を決定することは不可能である。そこで、本論文では、あらかじめ地上観測によって、小天体との相対速度ベクトルの情報が取得できるとし、位置推定、位置制御を行う。これに姿勢制御も組み合わせた制御法を新たに提案し、この有効性について検証を行う。, 資料番号: AA0049122090}, pages = {364--367}, publisher = {宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部, Institute of Space and Astronautical Science, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA/ISAS)}, title = {インテリジェントインタセプタについてのシステム検討}, year = {2005} }