@inproceedings{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00011603, author = {平松, 由紀子 and 亀野, 誠二 and 井上, 允 and Hiramatsu, Yukiko and Kameno, Seiji and Inoue, Makoto}, book = {第4回宇宙科学シンポジウム, Proceedings of the 4th Space Science Symposium}, month = {Aug}, note = {クェーサー3C 380のジェットはうねった構造を持っている。このうねったジェットの構造が、ジェットの根元の周期運動によって生じていると考え、観測されたジェットの軌跡に対して非線形最小2乗法によるモデルフィットを行った。この結果から、周期が77.6±2.4yr、ジェットコーンの半頂角が0.60度±0.10度、ジェット中心軸の視線角が1.8度±0.3度、ジェットの放出速度が0.9992±0.0001c(全て静止系における値)と求められ、ジェットのうねった構造が、ジェット根元の周期運動によって説明できることがわかった。また、この周期運動は、主に連星ブラックホールの軌道運動によると考えるのが適切で、軌道運動のパラメータは、軌道半径が0.040±0.007pc、第1ブラックホール(以後FBHと略記)と第2ブラックホール(以後SBHと略記)の質量和が7±3×10(exp 8)太陽質量と求められた。連星ブラックホールの存在は活動銀河核形成史、母銀河の進化過程を調べるうえで重要である。, 資料番号: AA0047899167}, pages = {685--688}, publisher = {宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部, Institute of Space and Astronautical Science, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA/ISAS)}, title = {3C 380のVSOPによる観測:連星ブラックホールシステムについて}, year = {2004} }