@inproceedings{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00017460, author = {成尾, 芳博 and 徳留, 真一郎 and 野中, 聡 and 志田, 真樹 and 石井, 雅博 and Naruo, Yoshihiro and Tokudome, Shinichiro and Nonaka, Satoshi and Shida, Maki and Ishii, Masahiro}, book = {宇宙輸送シンポジウム 平成13年度, Proceedings of Space Transportation Symposium FY2001}, month = {Apr}, note = {本稿では、再使用ロケット実験機に搭載したLOX/LH2ロケット推進システムの概要と運用結果について述べた。得られた知見を下にまとめる。1号機の運用経験に基づいて推進系に対する各種の改良を行った。その結果、着火性、推力設定精度、起動・停止特性などが著しく改善した。又、スロットリング時にも推進剤混合比をほぼ一定に保てるようになり、エンジン耐久性を低下させる主要な要因の1つを排除できた。ロケットエンジンによる高度制御、着陸誘導技術を習得するという所期の目的のためにはどのような手順、方法でどの程度データを蓄積すればよいかがわかった。平たく言えばどの程度エンジンを手なずけておけば安心して飛行試験に持ち込めるかがわかった。極低温推進剤と加圧供給方式の組み合わせでフライトした例は日本では初めてであり世界的にもほとんど例がない。しかも垂直離着機ではディープ・スロットリングが要求されるため、推進剤タンク加圧系にかかる負担が大きく、加圧系の性能がエンジン性能を大きく左右する。開発は試行錯誤の連続であったが、最終的に誘導制御系の要求を満足する加圧系を仕上げることができた。エンジンヘルスモニタ、漏洩水素ガスの実時間モニタといった完全再使用型宇宙機特有の技術についてもチャレンジし、おおむね良好な結果を得た。しかし同時にセンサ開発の必要性と、基礎データ取得の重要性を再認識した。効率的な繰り返し運用を実現するには、再使用ロケット実験機のアクティビティと平行して地道な基礎実験の積み重ねが重要である。電鋳によって試作した燃焼器は正常に動作した。試験後、噴射器に起因すると考えられる筋状のヒートマークが燃焼室内部に確認されたが、溶損や変形は見られなかった。燃焼器の耐久性を更に向上させるため、現在噴射器の改良を行っている。, 資料番号: AA0033392032}, pages = {127--130}, publisher = {宇宙科学研究所, The Institute of Space and Astronautical Science (ISAS)}, title = {再使用ロケット推進系実験結果(RVT-6)}, year = {2002} }