@inproceedings{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00017461, author = {樋口, 健 and 後藤, 健 and 成尾, 芳博 and 並木, 文春 and Higuchi, Ken and Goto, Ken and Naruo, Yoshihiro and Namiki, Fumiharu}, book = {宇宙輸送シンポジウム 平成13年度, Proceedings of Space Transportation Symposium FY2001}, month = {Apr}, note = {近い将来に期待されるロケットの再使用化や軽量化に向けた重要な課題のひとつである極低温推進剤タンクの複合材化について、その材料特性の取得、タンクの設計・製作・試験に関する工学技術の習得を目的として、宇宙科学研究所の再使用ロケット実験機システムに組み込める複合材極低温推進剤タンク開発の基礎試験の一環として試作した酸素タンク・水素タンクに実液を充填し加圧を行い、その耐圧、漏洩などの性能データ取得を行なった。液体酸素タンクについては、液体酸素を充填して耐圧試験を実施し、ざらに常温戻しを行なった後に最高使用圧力に問題なく耐えられることを実証した。液体水素タンクについては、液体水素を充填して低圧加圧したところ、金属口金とその蓋との間のシール部から漏れが発生した。このため、初回の試験は液体水素温度暴露までとし、シール交換などの漏洩対策を施してから試験を再開することにした。応急補修後実施した試験では、初回の試験と同様にシール部からの漏れを完全に防ぐこと、はできなかったものの最高使用圧力までは負荷することができた。このため、常温戻し後の再加圧レベルを最高使用圧力に変更し再度充填加圧試験を実施した。結果は良好で、液体水素タンクについても再使用性を確認することができた。なお、各種データの取得は順調であった。今回の試験によってCFRP耐圧殻とアルミライナーとの組み合わせで試作したタンクが、極低温かつ高圧タンクとして繰り返し使用が可能であることを実証することができた。さらに、技術的課題の抽出と試験方法の習得も行なうことができた。試験後の検査を経て、今後の搭載性について検討を進めることとしている。, 資料番号: AA0033392033}, pages = {131--134}, publisher = {宇宙科学研究所, The Institute of Space and Astronautical Science (ISAS)}, title = {複合材料製極低温推進剤タンクの実液充填加圧試験について}, year = {2002} }