@inproceedings{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00019759, author = {柿並, 義宏 and 渡部, 重十 and 小山, 孝一郎 and Kakinami, Yoshihiro and Watanabe, Shigeto and Oyama, Koichiro}, book = {大気圏シンポジウム第18回 平成15年度, Atmospheric Science Symposium the 18th 2003}, month = {Feb}, note = {米国NASAによって打ち上げられたパイオニア・ヴィーナス・オービターのデータを用い、金星電離圏のドレイプ磁場の形状を解析した。電離圏で観測される磁場は惑星間空間磁場がバウショックを通過し、電離圏内部に入り込んできたものである。この解析からその磁力線の形状は昼側では水平、経度150〜200度で垂直であることが分かった。ドレイプ磁場の形状は太陽風動圧によらないことも分かった。電離圏プラズマの非対称な昼夜間対流がこの経度方向の非対称性を生み出していると考えられる。電離圏プラズマが局所的に枯渇する「ホール」と呼ばれる現象がパイオニア・ヴィーナス・オービターにより観測された。ホール中心での電子温度は周囲の電子温度より高いケースと低いケースの2種類あることが観測されている。この温度の違いは電離圏ドレイプ磁場の形状によって説明できることが分かった。温度が高い場合、磁力線は電離圏の外につながり容易に熱が太陽風領域から流入する。温度が低い場合は磁力線がループし、熱は進入できない。, 資料番号: AA0046920028}, pages = {101--104}, publisher = {宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部, Institute of Space and Astronautical Science, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA/ISAS)}, title = {金星電離圏ドレイプ磁場とホール電子温度から考察するホール成因}, year = {2004} }