@inproceedings{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00019821, author = {平木, 康隆 and Lizhu, Tong and 福西, 浩 and 南部, 健一 and 高橋, 幸弘 and 笠井, 康子 and Hiraki, Yasutaka and Lizhu, Tong and Fukunishi, Hiroshi and Nanbu, Kenichi and Takahashi, Yukihiro and Kasai, Yasuko}, book = {大気圏シンポジウム第17回 平成14年度, Atmospheric Science Symposium the 17th 2002}, month = {}, note = {雷放電で誘起される、中間圏発光現象スプライト内部で生起している電子衝突過程と化学反応過程を解明するために、現在数値モデルの開発を行なっている。このモデルでは、電子・中性粒子間相互作用を従来のモデルに比べて厳密に扱うために、衝突断面積を考慮した、モンテカルロ計算コードを用いて、イオン化、励起、解離付着率などを計算する。このモデルではさらに、紫外線による2次電子生成過程も考慮する。スプライト内部で生成する高エネルギー電子によって放出される紫外線が、スプライトの発光ダイナミクスに及ぼす影響が重要であると考えられる。また、このモデルを用いた数値シミュレーションによって、スプライト内部の電子エネルギー分布関数、電子温度を計算する。今回の発表では、電子のエネルギー分布関数と平均エネルギーに関する結果を報告する。さらに、スプライトの大気化学的影響を考えるに当たって、従来のスプライトモデルでは考慮されなかった、大気微量気体・電子間相互作用を新たにモデルで取り扱う。この重要性は、例えば大気メジャー成分からは生成し得ない、OHラジカルなどの生成量を見積もることができる点である。これによって、スプライト発生時に生成する化学反応活性物質を、かなり厳密に導出できると考えている。これらの微量気体の効果を踏まえて、上記のモンテカルロ計算の結果を化学輸送モデルに取り込むことによって、スプライトの化学的インパクトを定量的に見積もる。, 資料番号: AA0045981024}, pages = {91--93}, publisher = {宇宙科学研究所, The Institute of Space and Astronautical Science (ISAS)}, title = {数値計算を用いたスプライト内部の電子衝突、及び化学反応過程の解明}, year = {2003} }