@article{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00022452, author = {山本, 高行 and 森, 治 and 元岡, 範純 and 岸野, 義宏 and 古賀, 笑平 and 田村, 昌之 and Yamamoto, Takayuki and Mori, Osamu and Motooka, Norizumi and Kishino, Yoshihiro and Koga, Shohei and Tamura, Masayuki}, issue = {8}, journal = {日本航空宇宙学会誌}, month = {Aug}, note = {本稿では、小型ソーラー電力セイル実証機IKAROSの推進系として採用した気液平衡スラスタについて、著者らが行ってきた研究開発を概説する。気液平衡スラスタとは、推進薬として液化ガスを採用し、液体状態でタンクに貯蔵し、推進薬自身の蒸気圧を利用して気体のみを噴射することで推力を得るスラスタである。タンク内に高エネルギー密度で貯蔵できるため、窒素などを使用したコールドガススラスタよりもトータルでのマヌーバ能力が高い。また常温での飽和蒸気圧が比較的低圧で、かつ不燃性、無毒の推進薬を使用することができる。結果として、信頼性・安全性が高く、開発の期間短縮・費用削減にもつながる。そのためIKAROSのような小型宇宙機に適した推進系である。IKAROSの推進系は推進薬として代替フロンであるHFC-134aを採用し、世界で初めて気液分離を含めた性能を評価した。ここでは、IKAROS推進系の開発・運用について紹介する。, 資料番号: PA1410093000}, pages = {276--282}, title = {IKAROSの推進系}, volume = {61}, year = {2013} }