@techreport{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00002783, author = {水谷, 義弘 and Mizutani, Yoshihiro}, month = {Mar}, note = {構造グループではCFRP製タンクの材料レベルでの研究を行っているがどのような環境下でマイクロクラックが発生し、成長するのかを明らかにすることは最重要課題である。このマイクロクラックの発生をモニタリングする手段としてAE法の適用を考えているが、従来のAE法では以下の理由から極低温タンクの音源(損傷)位置標定を行うことはできない。1)タンクが薄板構造物であることから、発生するAEがラム波(板波)として伝播し、分散性波動としてセンサーへ到達する。2)CFRPは顕著な速度異方性があるため、伝播方向によってAEの速度が変化する。3)タンクの種類によっては水中を伝播するAEと側壁を伝播するAEが同一時間帯にセンサーに到達する。4)AEセンサーが低温環境にさらされることによって検出感度が低下する。5)タンクが冷却されることによってタンクの材質が変化し、AEの伝播特性が変化する。本研究では基礎研究として1)と2)を考慮にいれたAEモニタリングアルゴリズムの構築を試みた。はじめにCFRPPタンクの速度異方性を測定するとともに、水中を伝播するAEの影響を調べた。次に、4つのセンサーに囲まれたモニタリングゾーンの外で発生したAEをゾーン内で発生したAEから分別する方法を考案した。ゾーン内で発生したものについては特定周波数の到達時間差から音源位置を標定する方法を構築した。最後にタンク全体の様々な位置で人口的にAEを励起してAEモニタリングを行った。構築した手法を用いて音源位置標定を行い、手法の有効性を検討した。, 資料番号: AA0046961000, レポート番号: JAXA-RM-03-008}, title = {AEを用いた極低温用FRPタンクの音源位置標定法の開発}, year = {2004} }