@inproceedings{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00002885, author = {小原, 隆博 and 新田, 就亮 and 八代, 誠司 and 岡, 光夫 and 塩田, 大幸 and 一本, 潔 and Obara, Takahiro and Nitta, Nariaki and Yashiro, Seiji and Oka, Mitsuo and Shiota, Daiko and Ichimoto, Kiyoshi}, book = {宇宙航空研究開発機構特別資料: 第15回「宇宙環境シンポジウム」講演論文集, JAXA Special Publication: Proceedings of the 15th Spacecraft Environment Symposium}, month = {Jan}, note = {第15回宇宙環境シンポジウム (2018年10月30日-31日. 東北大学青葉サイエンスホール), 仙台市, 宮城県, 静止軌道での磁場の引き伸ばし(thinning)に伴い, 10MeVプロトンのフラックスが急激に増加した例が見つかった。磁気圏外・太陽風中では対応する10MeVプロトンの更なる増大が見られなかった事から, 10MeVプロトンの増加は,磁気圏内部のダイナミクスが関与した事になる。10MeV プロトンを観測したGOES13/15衛星の地方時は夕方で, プロトンの増加は, 磁場引き伸ばし(thinning)の開始から始まった。同じくGOES 衛星で計測している2MeV 電子のフラックスは, 磁場引き伸ばし(thinning)の開始で減少し, その後の双極子化(depolarization)で増加したが, 10MeVプロトンは, 双極子化(depolarization)では減少せずに, フラックスを維持した。一方, 朝側の地方時に位置していたDRTS衛星でも, 同じタイミングで10MeVプロトンの増加を観測した。GOES13/15及びDRTS衛星位置での10MeVプロトン増加に先立つこと3時間前, 太陽風衝撃波が地球磁気圏に到達した。この時, DRTS衛星は1~5MeVの太陽プロトンの増加を観測した。これらの1~5MeVプロトンは, その後, 半日に亘って静止軌道位置に存在していた。10MeVプロトンも, 衝撃波の到来とよって磁気圏に侵入したと考えられるが,エネルギーが大きい事から, 静止軌道位置には達せずに周辺に存在していた。そして, 磁場の引き伸ばし(thinning)が起きたことによって, 10MeVプロトンが静止軌道位置まで到達できたと考えると, 現象の説明は出来そうである。, 形態: カラー図版あり, Physical characteristics: Original contains color illustrations, 資料番号: AA1830019002, レポート番号: JAXA-SP-18-009}, pages = {5--9}, publisher = {宇宙航空研究開発機構(JAXA), Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA)}, title = {静止軌道磁場の変化に伴う10MeVプロトンの異常増加}, volume = {JAXA-SP-18-009}, year = {2019} }