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アイテム
Sputtered Palladium Films. : Part 1. Cracks and Crumples Caused by Organic Contaminations.
https://jaxa.repo.nii.ac.jp/records/35297
https://jaxa.repo.nii.ac.jp/records/35297d5765a49-105b-4623-ba2c-78b80ec297aa
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]() |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||
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公開日 | 2015-03-26 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | Sputtered Palladium Films. : Part 1. Cracks and Crumples Caused by Organic Contaminations. | |||||||||
言語 | en | |||||||||
言語 | ||||||||||
言語 | eng | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||
その他のタイトル | ||||||||||
その他のタイトル | 低壓氣體内放電に依るパラヂューム膜 : 第一部 有機物に依る割れ目及び伸び皺 | |||||||||
著者 |
田中, 信
× 田中, 信
× TANAKA, Sin
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出版者 | ||||||||||
出版者 | 東京帝國大學航空研究所 | |||||||||
出版者(英) | ||||||||||
出版者 | Aeronautical Research Institute, Tokyo Imperial University | |||||||||
書誌情報 |
東京帝國大學航空研究所報告 en : Report of Aeronautical Research Institute, Tokyo Imperial University 巻 11, 号 142, p. 367-406, 発行日 1936-08 |
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抄録 | ||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||
内容記述 | 硝子板の表面に或種の油脂を與へて置き.其上に低壓氣體内放電に依つてパラヂューム膜を着け.此に水蒸氣を吹き掛けて水滴を凝結させるとパラヂューム膜は一時的に硝子板上で自由に動ける樣に成り割れ目を生ずる.水蒸氣の氣發した後にも此割れ目は殘存する.時には水蒸氣を用ゐない内に膜が獨りで割れ目を生ずることもあり.又獨りでは割れなくとも水蒸氣を用ゐずに針の先で膜を少しく疵つけるだけで膜全體が割れることもある.又割れ目を生ずるパラヂューム膜を與へる樣な有機物が多量に硝子板上に存在し放電の際に液體膜をなす樣な場合には其上に着けられたパラヂューム膜は上記と同樣な水蒸氣の凝結に會つた時伸び皺を生ずる.豫備實驗では礦物油,動物油,植物油を硝子板に塗附したり.或は溶液として與へたりして,割れ目或は伸び皺を生ずるパラヂューム膜を作る效果の有無を調べて見た.次に放電装置に加熱及び冷却の装置を加へ放電に先達つて,諸種の化學的に純粹な有機物の蒸氣を放電管内に微量に噴出させて此の種の效果を調べた.實驗の結果を抄録すれば次の樣に成る.氣體炭化水素では飽和物.不飽和物共に或る適當な分壓力の時に割れ目を生ずるパラヂューム膜を與へる.飽和物は不飽物の有效分壓力の約二倍の壓力の時に有效である.又兩者共に伸び皺を生ずる樣なパラヂューム膜は與へない.液體及び個體炭化水素では鎖式及び環式化合物を通じて.分子量の小さい簡単な不飽和物だけが有效で,他は無効である.酸素及び窒素化合物では鎖式及び環式化合物を通じて殆んど例外無しに次の法則の成立する事を見出した.化合物分子の電氣的双極子能率が2×10^<-18>e.s.u.より大なる者は有効,小なる者は無効である.化合物の飽和,不飽和には無關係である.OH,NO_2等が環式化合物内に於ける化學構造上の位置に依つて双極子能率を變じ,上記の法則に從つて或時は有効に,或時は無効に成る事を確め得た.又有効な有機物に其の効果を發揮せしめる爲に必要な放電の條件を調べた.放電に使用する氣體の種類は有機物の此種の効果に甚大な影響を持つ.即ち純粹なArでは殆んど割れ目を生ずる樣なパラヂューム膜は得られない.又純粹の水素も此種の効果を害する.ArとH_2との混合氣體に就ては2:1位の混合氣體が最も有機物の効果を鋭敏に發揮せしめる.陰極と硝子板との距離は割れ目を生ずる樣なパラヂューム膜を與へるには或る適當な値が必要である.又放電氣體の壓力は或る限界壓力より大きい時は割れる樣なパラヂューム膜を與へない.陰極と硝子板との距離の大小に依つて此の限界壓力は異る.伸び皺を生ずる樣なパラヂューム膜は距離の小なる時に比較的容易に得られる.放電の時に硝子板が闇黒層内に入つて居ると伸び皺を生ずるパラヂューム膜が得易い.又放電の時にパラヂューム膜から其を陰極として微弱な放電をさせると伸びる膜が得易い.有機物の無い硝子板にパラヂューム膜を着け,其が水蒸氣に會つても少しも割れ目を生じない事を確めて後にパラヂューム膜の上に油を滴下し,此を陰極として適當な強さの放電をすると,パラデューム膜は水蒸氣に會つて割れ目を生ずる樣に成る.前記の純粹な放電氣體を使用した爲に有効な有機物の上に着けられたパラヂューム膜が割れ目を生じない時に,此に新に有機物を加へる事無しに.陰極として上記の放電をさせると,水蒸氣に依つて容易に割れ目を生ずる樣に成る.割れ目を與へる樣な有機物が又伸び皺をも與へる處から容易に想像される樣に,パラチューム膜に生ずる割れ目の模樣は有機物の種類には殆んど無關係で,有機物の量や其他の放電の條件に依つて變る. | |||||||||
書誌レコードID | ||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||
収録物識別子 | AA00387631 | |||||||||
資料番号 | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | 資料番号: SA4146457000 |