@inproceedings{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00038333,
 author = {市川, 隆一 and 関戸, 衛 and 小山, 泰弘 and 近藤, 哲朗 and Ichikawa, Ryuichi and Sekido, Mamoru and Koyama, Yasuhiro and Kondo, Tetsuro},
 book = {VLBI技術による宇宙研究シンポジウム, Symposium on Space Research with VLBI Technology},
 month = {Mar},
 note = {2004年10月16日、18日の「はやぶさ」相対VLBIでは、位相遅延による軌道推定での位相接続確保と伝搬遅延誤差の影響軽減を目的として、「はやぶさ」と離角の小さいクェーサーとの間でスイッチング観測を行った。VLBI局近傍のGPS観測データを用いて大気伝搬遅延量の相殺効果を評価したところ、特に内之浦局に台風が接近しつつあった18日の観測では、内之浦-鹿島基線間での遅延量の残差が10cm近くに達した可能性があることがわかった。この日の観測で大気伝搬遅延量の相殺効果が不充分な結果となったのは、クェーサーと「はやぶさ」の離角が3度以下と小さかったにもかかわらず、観測仰角が30度以下と比較的低かったこと、そして基線方位と電波源方位との関係から両観測点間で電波源仰角に5度以上の差が生じたことが主な原因である。, 資料番号: AA0048096016},
 pages = {75--82},
 publisher = {宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部, Institute of Space and Astronautical Science, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA/ISAS)},
 title = {はやぶさ相対VLBI観測での大気遅延相殺効果},
 year = {2005}
}