@inproceedings{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00005823, author = {宇宙航空研究開発機構総合技術研究本部 and Institute of Aerospace Technology, Japan Aerospace Exploration Agency}, book = {宇宙航空研究開発機構特別資料, JAXA Special Publication}, month = {Mar}, note = {国際宇宙ステーションロシアサービスモジュール利用微小粒子捕獲実験及び材料曝露実験(SM/MPAC&SEED実験)中間報告会 宇宙航空研究開発機構 20060221 茨城 日本, Interim Report Meeting of Micro-Particle Capturer and Materials Exposure Experiments Using Russian Service Module of International Space Station Japan Aerospace Exploration Agency 20060221 Ibaraki Japan, 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーションの初期利用として、ロシアサービスモジュールを利用した微小粒子捕獲実験および材料曝露実験を行った。本実験では、同じ試料を搭載した実験装置3式を2001年8月にロシアのソユーズロケットで打上げ、同年10月に宇宙飛行士による船外活動によりロシアサービスモジュール外壁に3式を同時に設置して曝露実験を開始した。1式目の試料は2002年8月に船内に回収され、11月に地上に帰還した。2式目の試料は2004年2月に回収、4月に地上帰還、そして最後の3式目の試料は2005年8月に回収され、10月に地上に帰還し、すべての試料が成功裏に回収された。微小粒子捕獲実験では、スペースデブリ、マイクロメテオロイドなどの宇宙空間に存在する微小粒子を捕獲し、その起源や存在・分布量を把握することを目的としており、微小粒子に関する宇宙環境モデルの構築にもデータは生かされる。材料曝露実験では、宇宙用の材料を宇宙環境に曝露し、その耐性、劣化挙動および劣化メカニズムを評価・解明することを目的としており、大学、研究機関、民間企業など計7機関から提案され選定された試料を宇宙環境に曝露した。同じ試料を曝露期間を変化させて回収した今回の実験は世界でも初めての試みであり、新たな知見が得られることが期待される。宇宙曝露実験という性格上、将来の宇宙開発あるいは関連の科学技術の発展に貢献できるかどうかは、回収した試料の分析・評価にかかっていると言っても過言ではなく、試料提案研究者間あるいは関連研究者との情報や意見交換が重要である。2004年3月に、第1回の回収試料の分析・評価結果について意見交換する場として第1回中間報告会を開催した。2006年2月には第2回の回収試料の分析・評価結果について議論するために第2回中間報告会を開催した。本講演集は、第2回の中間報告会の講演前刷をまとめたものである。第1回、第2回の中間報告会での活発な討議を通して、宇宙環境が材料に及ぼす影響がかなり明確に捉えられつつあるが、一方、相反する結果やコンタミネーションの影響など、新たな課題も明らかとなってきた。現在、第3回目の回収試料の分析・評価が進められており、その研究成果は逐次報告されている。2008年3月に全3回の回収試料の評価解析結果を総合した研究成果を報告する予定でいるが、宇宙開発だけでなく関連科学技術の発展に大きく寄与する成果が公表されるものと確信している。, 資料番号: AA0063224000, レポート番号: JAXA-SP-06-021}, publisher = {宇宙航空研究開発機構, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA)}, title = {国際宇宙ステーションロシアサービスモジュール利用微小粒子捕獲実験及び材料曝露実験回収試料評価結果第2回中間報告会講演集}, volume = {JAXA-SP-06-021}, year = {2007} }