@inproceedings{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00005910, author = {國中, 均 and Kuninaka, Hitoshi}, book = {宇宙航空研究開発機構特別資料: 宇宙航空研究開発機構 情報・計算工学センター 衛星環境プラズマ数値シミュレーションワークショップ報告書, JAXA Special Publication: JAXA/JEDI Workshop on Numerical Plasma Simulation for Spacecraft Environment}, month = {Feb}, note = {ETS(Engineering Test Satellite)-3、ETS-4、COMETS(Communications and Broadcasting Engineering Test Satellite)を経て、ETS-8にて静止衛星へ本格的なイオンエンジン利用が始まろうとしています。地球周辺に留まらず、はやぶさ小惑星探査機の深宇宙動力航行により、新しい宇宙観が開拓されました。地上にあっては、次期の宇宙ミッションを睨み、35cmエンジン・μ20・μ10HIspなどへ研究開発努力が費やされています。イオンエンジンのフライトモデル開発に当っては、これまで耐久認定のために実時間で数万時間級の寿命試験を実施してきました。耐久性が向上し、また要求寿命の進展に伴い、このような旧態然とした開発方式では、時機を得た宇宙機の実現がもはや実施不可能になっています。イオンエンジンの数値解析に関する国内研究意欲は旺盛で、これまで世界に広く貢献して参りました。特に、90年台初頭に東京大学で開発されたイオン軌道解析ツールは、隠れた世界スタンダードであり、μ10イオンエンジングリッド開発に深く貢献しました。この国内蓄積に立脚し、電気推進技術をさらに発展させるために、国内の識者・研究者の英知を結集し、JIEDI(JAXA Ion Engine Development Initiatives)ツールの研究開発に着手しました。これは、イオン・オプティクス数学モデルを実作動試験結果により校正した後、数値解析により積算作動数万時間後、または特定の作動履歴後の寿命評価を実施するものです。JIEDI方式耐久認定により、世界競争力のあるイオンエンジン技術を国内に担保し、近宇宙・深宇宙への橋頭保(foothold in space)を確保することができるでしょう。, 資料番号: AA0063157003, レポート番号: JAXA-SP-06-014}, pages = {35--44}, publisher = {宇宙航空研究開発機構, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA)}, title = {Development of grid-life evaluation tool for ion engines}, volume = {JAXA-SP-06-014}, year = {2007} }