@inproceedings{oai:jaxa.repo.nii.ac.jp:00005944, author = {宇宙航空研究開発機構 and Japan Aerospace Exploration Agency}, book = {宇宙航空研究開発機構特別資料, JAXA Special Publication}, month = {Dec}, note = {航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウム 宇宙航空研究開発機構 20060623 東京 日本, Aerospace Numerical Simulation Symposium Japan Aerospace Exploration Agency 20060623 Tokyo Japan, 2006年6月23日、航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウム2006を開催いたしました。本シンポジウムは前身の「航空機計算空気力学シンポジウム」から数えて24回目となり、この間、大型計算機および高精度流れ解析技術の飛躍的進歩に伴い、CFD(Computational Fluid Dynamics)技術は航空機、宇宙機、エンジンなどの空力予測のみならず、構造や熱との連成解析、CFD応用の設計技術としての逆問題・最適化技術などにも発展し、さらなる高度化に向けた研究開発が各方面で進められて参りました。また、2003年10月の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の発足以来、CFDなどのシミュレーション技術が、風洞試験や飛行試験とあいまって産業界を含むJAXA内外のシステム開発・運用の基本技術として活用されることが強く期待されるところとなって来ています。本年度のシンポジウム開催に関して、昨年秋よりOne-JAXA運動の一環として、総研の大型計算機システムが情報・計算工学センターに移管されたこと、またシンポジウム発表において新鮮味にかけるとの批判などを考慮し、口頭発表はすべて招待公演とし、今後の計算科学のあり方についてパネルディスカッションを行うことと致しました。例年行われている一般公演はすべてポスターセッションにて発表していただきました。シンポジウムのテーマは「計算科学の現状整理と今後の開発への展開」とし、午前のご講演は、現在の航空宇宙数値シミュレーション技術に関係した課題について、JAXA宇宙科学研究本部藤井孝藏教授から「宇宙開発における数値シミュレーション利用とJAXA情報・計算工学(JEDI)センター」、東北大中橋和博教授から「航空機開発のためのCFDの現状と課題」、東北大大林茂教授から「革新的計算科学技術への展望」と題するご講演をしていただきました。いずれも最先端のご研究できわめて内容の濃いご講演でした。午後は海外研究者による招待講演として、アーヘン工科大学Egon Krause教授による「Vortical Flows in Technical Applications」と題するご講演をいただき、流れにおける渦の数値計算および複雑な非定常流れ解析など応用例について最新の研究成果が紹介されました。本年度の特色の1つとして、わが国の数値計算機研究、および数値シミュレーション研究に多大な功績を残された、小柳義夫先生、桑原邦夫先生にご講演いただきました。両先生のこれまでのご功績に敬意を表するとともに、今後の研究開発への取り組みについて深く考えさせられるご講演でした、シンポジウム最後の特別企画では、「計算科学の現状と展望」についてパネルディスカッションを行いました。コーディネーターは久保田弘敏東大名誉教授にお願いし、若手からの多くの意見が提示され活発な議論がなされたと思います。一般講演はすべてポスターセッションとして、宇宙、燃焼・宇宙推進、高揚力装置、連成解析、音、格子、大規模計算など22件のご発表をいただきました。昼休みを挟んだ時間に行いましたが、多くの参加者を迎えることができ、有意義な意見交換がなされたと思います。今回ははじめて都心、大手町如水会館、にて行ったためか230名を越える多くの方の参加を得て活発な議論ができ極めて実り多い会議となりました。主催者としてご参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。本論文集は上記シンポジウムの講演内容をまとめたものですが、これを通してシンポジウムの成果をできるだけ広く活用していただければ大変幸いです。内外からご参加いただき、論文をご提出いただいた著者の方々に心より感謝申し上げるとともに、私どもJAXA総研関係者として、今後も皆様と共に航空宇宙分野のシミュレーション技術の先導役として、技術のさらなる発展に結びつけていきたいと考えておりますので、今後とも関係各方面の方々のご協力をよろしくお願いいたします。なお今後は航空宇宙学会と合同の開催を計画していますので、ご期待いただきたくお願いいたします。, 資料番号: AA0063154000, レポート番号: JAXA-SP-06-010}, publisher = {宇宙航空研究開発機構, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA)}, title = {航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウム2006論文集}, volume = {JAXA-SP-06-010}, year = {2006} }